国際空手道連盟極真会館 福井支部 宮脇道場
寒稽古 写真
2013年1月20日(日)
 
寒稽古 新聞記事
2013年1月21日(月)福井新聞に掲載されました 2013年1月21日(月)県民日刊福井に掲載されました
新聞記事 新聞記事
 
寒稽古 レポート
2013年1月20日(日)
 福井支部は1月20日(日・大寒)に福井鷹巣海水浴場にて毎年恒例の寒稽古を行った。
 当日は曇りで時折小雨が混じる天気。
 朝9時に海岸に集まり、まずは全員でゴミ拾いを行う。
稽古場所を中心にゴミを拾ったが、冬の日本海は風が強くいろんなゴミが打ち寄せられ、15分ほどで軽トラック2台分ほどのゴミが集められた。
 ゴミの始末をした後に稽古開始。
 まずは全員海をバックに砂浜に正座、黙想。
 強い風に吹きつけられ、寒さで震えが止まらない子供たちが何人もいた。
稽古前には、大きく気合を入れるよう簡単な話があり、準備運動、ランニングと進んでいった。吹きつける風と波の音が 大きいためランニングの掛け声も自然と大きくなった。
 ランニング後、整列場所に戻り、基本稽古に移った。
小雨が混じる天気のため風だけよりさらに寒さを感じる中、寒さに負けじとみんな気合が大きく、握りしめる拳にも力が入っていった。
 突き蹴りで体を温めた後、一旦呼吸を整え移動稽古に移る。
 冷たい砂に足をとられながらもみんな懸命に動き続け気合をかける。
 移動を終え、補強運動。拳立てとジャンピングスクワットを行う。
 補強運動の後は組手。冷たい砂浜で足場が悪く、強風と波しぶき、雨と、じっとしているとすぐにでも凍えてしまいそうな中、みんな一生懸命に動き、お互いに砂を飛ばしながら突き蹴りを繰り出し、大きな気合を交換し合っていた。
 1時間ほどが経過し、少年部はここで終了。今回初めて参加した少年部の中には寒さで泣いてしまった子もいたが、泣きながらも最後まで稽古を続けたことは今後の自信になるに違いない。
 一般部はそこからさらに追加。正拳突き、回し蹴りを各50本。その後三戦、転掌を行い体に力を入れ直し、最後は上半身裸で波打ち際での組手。
 先ほどよりさらに厳しく直接寒風が肌に吹きつける中、お互いに胸板、腹筋を真っ赤にしながら突き蹴りの交換をした。
 周り組手を20分ほど行い、これで本当にすべて終了。最後は正拳30本で締めた。
 今年の寒稽古は例年と比べて特に寒かったせいか、全員終わった後は安堵感と同時に達成感を感じていたようである。
 今年もみんな各自が目標に向け力強く頑張ってくれることと思う。
 厳しくも楽しく有意義な寒稽古であった。
 



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